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モバイルバッテリーは100%使えない!?モバイルバッテリーはどう選べばいいの?
スマートフォンの急な電池切れの際に役立つモバイルバッテリー。
日常に欠かせない物となっていますが、さまざまな種類があって何を選べばいいのかわからない・・・
モバイルバッテリーの性質、選び方についてご説明したいと思います。
モバイルバッテリーの容量
モバイルバッテリーにはmAhという容量があり、バッテリーの容量の大きさを示し、
この容量が大きければ、モバイルバッテリーの充電蓄積量が多くなります。
容量が大きければ大きいほど充電できる量が増え、長期旅行などで活躍しそうですが、
容量が小さい場合だと、コンパクトで持ち運びがしやすいので、
軽い外出時には小さいモバイルバッテリーの方が重宝されます。
モバイルバッテリーに記載されているmAhはすべて使えない!?
例えば、モバイルバッテリーのmAhの容量が10000mAhの場合、
iPhone7のバッテリーは1960mAhなので、約5回充電が出来ると思ってしまいますが、
実際は5回分充電することが出来ません。
なぜかというと、それは
モバイルバッテリーの表記されているmAh数値と使えるmAh数値が違うからです。
モバイルバッテリーで使用されるリチウムイオンの平均的な電圧は約3.7Vと言われており、
商品パッケージなどでは、3.7Vに対するmAhで容量が表示されているものが多いです。
しかし、スマートフォンを充電をする際に、USB端子の電圧は5Vで出力されます。
なので、モバイルバッテリー側では、電圧の昇圧(3.7V→5V)が行われ、出力容量が約74%に低下してしまいます。
さらに、電圧の昇圧をする際にロスがかかり、10~15%のmAhが減少するので、
商品に記載されているmAhより30~35%ほど少なめと考えておく必要があります。
モバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーの選び方は、使う際の状況に合わせた容量を購入することをオススメします。
記事序盤にもありましたが、
容量が大きければ多いほど充電できる量が増えますが、大きさや重さも大きくなるので、
持ち運びにくくなります。
長期の旅行や、外出時に余裕をもって充電できる環境が必要な場合は、容量が大きめのモバイルバッテリーがオススメです。
逆に軽い外出、日帰り旅行などで荷物を出来るだけ減らし、充電1回分くらいで充分な人は、コンパクトサイズのモバイルバッテリーをオススメ致します。
モバイルバッテリーは使っていなくても中身の残量が減っていく・・・
モバイルバッテリーだけでなく、バッテリー全般に言えることですが、
バッテリーは使わなくてもバッテリーの消耗が発生します。
使わない間に内部放電(自己放電)が発生し、貯蓄されている電力が減ってしまいます。
長く放置しているモバイルバッテリーは事前に充電してから使用するようにしましょう。
iPhoneのバッテリー容量(mAh)はどれくらいあるの?
iPhoneのバッテリーの容量はこちら↓
iPhone 5 → 1,440mAh
iPhone 5c → 1,510mAh
iPhone 5s → 1,560mAh
iPhone 6 → 1,810mAh
iPhone 6 Plus → 2,915mAh
iPhone 6s → 1,715mAh
iPhone 6s Plus → 2,750mAh
iPhone SE → 1,624mAh
iPhone 7 → 1,960mAh
iPhone 7 Plus → 2,900mAh
iPhone 8 → 1,821mAh
iPhone 8 Plus → 2,691mAh
iPhone X → 2,716mAh
iPhone XS → 2,658mAh
iPhone XS Max → 3,174mAh
iPhone XR → 2,942mAh
iPhone 5S、SEシリーズの容量は約1,500mAh
iPhone 6,7,8シリーズの容量は約2,000mAh
iPhone PlusやXシリーズの容量は約3,000mAh
iPhone7やiPhone8を使っている方で10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、
約充電3回分の容量になる
くらいと考えれば良いかと思います。
モバイルバッテリーを長く使うために
スマートフォンのバッテリーを長く使うための方法とほぼ同じですが、
高温の場所に放置しない
モバイルバッテリーは熱に弱く、夏の暑い時期の車の中や、直射日光の強い所・温度の高い所などに置いておくと、バッテリーの内部が発熱し、発火・爆発してしまう恐れがあります。
モバイルバッテリーを使う際は、直射日光を当てず、温度の低い所で使用するよう心がけましょう。
過充電をしすぎないように気を付ける
モバイルバッテリーの充電がいっぱいになっている状態で、さらに充電を続けることで過充電になる場合があり、バッテリーの劣化を速めてしまう可能性があります。
充電回数を少なくすることで、バッテリーの劣化を抑えれますので、ギリギリまで使用し、充電するようにしましょう。
まとめ
外出先でスマホの充電がなくなっても、モバイルバッテリーがあれば安心!
しかし、モバイルバッテリーを挿しっぱなしにしないと使えないくらいひどい状況のスマホは、
バッテリーそのものが劣化しているので、バッテリー交換が必要です。
当店iCracked Store 神戸三宮元町ではiPhoneのバッテリー交換を承っておりますので、
是非お気軽にご相談下さいませ!
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