iTech BLOG

iTech ブログ

iPhoneのバッテリーとパフォーマンス低下のはなし

iCracked Store 梅田ロフト

みなさん、こんにちわ。
今日はちょっと修理店らしい、真面目で技術的な内容です。

iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて

昨年末に大騒ぎになったタイトルの件、みなさん覚えてますか?

iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて – Apple
https://www.apple.com/jp/iphone-battery-and-performance/

iPhoneで使われているリチウムイオンバッテリーの特性上、iPhoneの通常使用に伴う充放電の繰り返しでバッテリーが劣化するのは、どうしても避けられません。
この「スマホの電池は長いこと使ってると持ちが悪くなる」という事を知らないユーザーは、おそらくいないと思います。

そして一定以上劣化したバッテリーだと、iPhoneが忙しく働いているピーク時に勝手にシャットダウンする(=電源が落ちてしまう)可能性がある以上、AppleがOS側でそれを制御する事も仕方ないでしょう。
これは、ハードウェアであるiPhoneも、ソフトウェアであるiOSもどちらも自社開発しているAppleだからこそ出来る事です。Android端末では難しかったと思います。

それを公表する必要があるかどうかは判断しかねる所ですが、ユーザーには「Appleはパフォーマンス低下を意図的に仕組んで隠している」と捉えられてしまった以上、代わりに一律3200円でバッテリー交換可能にする対応にしたのは、Appleも不本意だったとは思います。利益削る事になりますからねぇ。

そしてこの値段設定は、我々修理屋さんも困りました笑
メーカーだからこそ出来る価格設定なので・・・

 

さて、このパフォーマンス低下が実際にどのくらいなのかを分かりやすく解説している動画が、先日YouTubeに上がって話題になってました。

【動画】バッテリー交換前と交換後のiPhone 6s動作を比較。- engadget
https://japanese.engadget.com/2018/03/07/iphone-6s/

バッテリー以外は同条件にした同一端末で、同じ操作をした内容をバッテリー交換前と交換後のビフォーアフターで横に並べてある動画です。
前半のブラウザでHPを見るくらいなら気にならない差ですが、Google Map・Yelp・Spotify・Airbnb等の有名どころアプリを使うあたりから差がだんだん顕著に。

Geekbenchでのベンチマーク検証

最後に「Geekbench」という、定番のスマホ向けベンチマークアプリ(=スマホの性能をスコア化して比較できるアプリ)での点数が出ております。
フルパフォーマンスを発揮する状態では、ビフォー「2485」に対し、アフター「4412」と倍近い点数になりました。

ベンチマークテストというのは一般的に、わざとマシンに高負荷をかけた時の最大能力を測定しますので当然の結果ではありますが、点数で可視化されると差が歴然です。
これを解除するには、現在はバッテリー交換するしかないです。
Appleさんでの交換は機種によっては数か月待ちだと聞いておりますので、お急ぎの方は是非当店でどうぞ!

あと解決する手段としては、「iOSのバージョンアップを待つ」もあります。
春にリリース予定となっているiOS11.3はAppleが予告した通り、バッテリーが古くなった時にパフォーマンスを抑制する設定を解除できる機能が付く予定です。

ピークパフォーマンス性能のON/OFFが可能に

下記は開発者向けの「iOS11.3 ベータ2」の画面です。
真ん中の「最大容量」が80%を切ったら、「ピークパフォーマンス性能」の箇所で該当機能のON/OFFが出来る模様です。(開発中の機能・画面の為、変わる可能性があります)

iPhoneのバッテリーとパフォーマンス低下のはなし-1

なお、iOS11.3はかなりの大型アップデートになりそうです。
他に、細かな不具合が多く修正されている模様です。

iOS11は便利な多くの機能が追加されたものの、ちょっと不具合も多い印象ですので、このバージョンアップで安定するといいですね。

iCracked Store 梅田ロフト

iCracked Store 梅田ロフト

〒530-0013
大阪府大阪市北区茶屋町16-7 梅田ロフト1F
10:30~21:00《修理最終受付は20:00まで》 年中無休
06-6940-7904

ストアページへ