2018年1月15日、iCracked Japanとしては初となる海外店舗をカンボジアの首都プノンペンにオープンしました。
カンボジア? プノンペン?? という方のためにWikipediaに協力いただき簡単にご紹介。
カンボジアは通称で正式名称はカンボジア王国です。(公用語のクメール語ではព្រះរាជាណាចក្រកម្ពុជា・・・読めません!)
1953年にフランスから独立した後も内戦やクーデターが続き国は混乱。現在のカンボジア王国は1993年の民主選挙後に誕生しました。
カンボジア、ここです!
タイ、ベトナム、ラオスと接している東南アジアの国で、日本からは飛行機で6時間ほどかかります。
作者 TUBS [CC BY-SA 3.0 または GFDL], ウィキメディア・コモンズ経由で

カンボジアの国旗
中央に描かれているのは世界遺産にもなっているアンコールワットです。
作者 Draw new flag by User:ទេព_សុវិចិត្រ (File:Flag_of_Cambodia.svg) [CC0], ウィキメディア・コモンズ経由で
カンボジアの人口は約1,500万人、最大の都市は首都プノンペンで220万ほどの人が住んでいます。ちなみに第二の都市は北部にあるシェムリアップ、周辺には世界遺産のアンコールワットをはじめ多くの遺跡があり、世界中から観光客が集まってきます。
一人当たりのGDPは1,080ドルと世界平均の10%以下、まだまだ発展途上の段階ですが最近は日本から進出する企業も増えています。
最も経済発展が目覚ましいプノンペンでは、新しいビルの建築工事があちこちで進んでいます。
昨年の夏に来たときと比べても、前は砂利だった道路が舗装されていたり、交差点に信号が設置されていたりと変化していることを肌で感じます!

道路は車とバイクとトゥクトゥク(バイクの後ろに座席をつけた乗り物)が入り乱れています。
交差点では4方向から侵入してくるので、あちらこちらで渋滞が起きています。徐々に信号は増えているのですが、こっちの人はほとんど守らず赤信号でも突っ込んできますので、渋滞はあまり減りません(笑)
ただ、みんな慣れで突っ込むタイミング、止まって譲るタイミングを肌感覚で分かっているようでさほどトラブルは起きません。
中国や香港などでは常にクラクションが鳴り響いていますが、こちらではクラクション鳴らす人は少ないです。国民性の違いもあるのかもしれませんね。
ちなみに人気の車はトヨタ&レクサス、人気のバイクはホンダだそうです!
カンボジアのスマホ事情
カンボジアも他の多くの国と同様に、スマホの端末販売とSIM契約は分かれており、スマホは街中のショップやマーケットで売られています。
プノンペンにもスマホや部品などの電気製品が集まったマーケットがあります。以前、「深セン訪問レポート」でご紹介した華強北のミニチュア版のような感じですが、華強北がビルなのに対してプノンペンのマーケットは屋外です(屋台の集合にトタンの屋根を付けたような感じ)。見ている横をバイクが走っていきます!


カンボジアで一番人気があるのはやはりiPhone、次はSamsungです。
カンボジアの人々の平均月収は4~5万円とのことでiPhoneはものすごく高い買い物。新品であれば月収の2~3ヶ月分、
中古でも月収1ヶ月分以上もの金額になってしまいます!
iPhoneが壊れた場合は購入店舗でも簡単な修理はしてくれますし、マーケット内にも修理店はあります。街中にはきちんとした修理店もわずかにあるのですが、多くの修理店はグチャグチャで自分のスマホを預けるのは躊躇してしまいます。
実際にiPhoneを購入したばかりの方からも話を伺いましたが、壊してしまった時のことを心配される人は多かったです。
ぜひiCrackedが「安心して修理を任せられる店」とカンボジアの方に認めていただけるよう頑張っていきます!

iCracked Store プノンペン
この度、iCracked Storeをオープンしたのはカンボジア最大のショッピングセンター「イオンモール プノンペン」の1階。
日本と同じ部材を使用し、日本と同じように対面カウンターでお客さまの目の前で修理を行います。


日本からカンボジアに引っ越した数名のiTechに加え、現地で採用したカンボジア人のスタッフにもiTechのトレーニングを行っています。今後は日本、カンボジア両国のiTech同士の交流も行っていきたいですね!
カンボジア新店オープンを記念して、女性スタッフのネイルがiCrackedになっていました^^
