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iPhoneの液晶漏れは放置NG!症状・原因から修理費用まで徹底解説

コラム 最終更新日: 掲載日:
iPhoneの液晶漏れは放置NG!症状・原因から修理費用まで徹底解説

「iPhoneを落としたら、画面に黒いシミができてしまった」「カラフルな線が表示されて、タッチしても反応しない」。毎日使うiPhoneの画面に、ある日突然このような異常が現れたら、それは「液晶漏れ」のサインかもしれません。液晶漏れは、見た目の問題だけでなく、放置するとiPhoneが完全に使用できなくなる可能性もある危険な症状です。

本記事では、iPhoneの液晶漏れでお困りの方へ向けて、液晶漏れの具体的な症状から主な原因、放置した場合の深刻なリスク、さらには修理方法の選択肢とそれぞれの費用・時間の目安をご紹介します。

目次

iPhoneの液晶漏れとは?特徴的な症状をチェック

まず、液晶漏れがどのような状態なのかを正しく理解しましょう。iPhoneの画面は、表面のガラスと、表示パネル(液晶(LCD)や有機EL(OLED)など)が重なって構成されています。液晶漏れとは、液晶パネルからの液体が見える場合を含む破損状態を指します。
お使いのiPhoneに、以下のような症状が出ていないか確認してみてください。

症状の種類 具体的な内容
黒いシミ・斑点
  • 画面の一部が黒インクを垂らしたように滲んでいる
  • 最初は小さくても、時間が経つにつれてシミが広がっていく
カラフルな縦線・横線
  • 画面に緑やピンク、白、黒などの線が表示される
  • 線の数が増えたり、太くなったりする
タッチ操作の異常
  • 触っていないのに画面が勝手に動く(ゴーストタッチ)
  • 画面をタッチしても全く反応しない、または反応が鈍い
画面表示の異常
  • 画面全体が真っ暗で何も映らない
  • 画面の色合いが全体的におかしくなる

これらの症状が1つでも見られる場合、液晶漏れを起こしている可能性が非常に高いです。特に、黒いシミは液晶パネルが破損しているサインであり、自然に治ることはありません。

なぜ起こる?iPhoneの液晶漏れを引き起こす4つの主な原因

液晶漏れは、決して珍しい故障ではありません。その原因は、私たちの日常生活の中に潜んでいます。

物理的な衝撃(落下・圧迫)

1つめの原因は、iPhoneへの物理的な衝撃です。

  • 硬い地面に落としてしまった
  • ポケットに入れたまま座って圧力をかけてしまった
  • カバンの中で硬いものとぶつかった

このような衝撃で表面のガラスは無事でも、内部の液晶ディスプレイだけが破損し、液晶漏れにつながるケースは少なくありません。「画面が割れていないから大丈夫」という油断は禁物です。

水没・水濡れ

近年、iPhoneの耐水性能は向上していますが、完全防水ではありません。お風呂やプール、雨の中での使用で内部に水分が侵入すると、液晶ディスプレイや関連パーツがショートし、液晶漏れや表示不良を引き起こす原因になります。

バッテリーの膨張

長年使用しているiPhoneで注意したいのが、内蔵バッテリーの経年劣化による膨張です。膨張したバッテリーが内部から液晶ディスプレイを圧迫し、液晶漏れを発生させることがあります。画面が本体から少し浮き上がっているように感じたら、バッテリー膨張のサインかもしれません。

経年劣化

iPhoneも精密機器であるため、長期間の使用によって各パーツは劣化していきます。特にディスプレイは常に表示・操作を行うため負荷がかかりやすく、経年劣化によって突然、表示不良や液晶漏れが起こる可能性もあります。

iPhoneの液晶漏れを放置する5つのリスク

「まだ少しのシミだから」「操作はできるから」と、液晶漏れを放置するのは非常に危険です。放置によって、以下のような深刻なトラブルに発展するおそれがあります。

症状の悪化と操作不能

漏れ出た液晶は、時間の経過とともに広がる傾向があります。最初は小さなシミでも、いずれ画面全体を覆い尽くし、iPhoneが全く操作できなくなる可能性があります。

ゴーストタッチによる誤作動

勝手にアプリが起動したり、電話をかけたりする「ゴーストタッチ」は、液晶漏れでよく見られる症状です。最も危険なのは、パスコード入力画面での誤作動。何度も間違ったパスコードが入力されると、最終的に「iPhoneは使用できません」と表示され、初期化が必要になることがあります。

他のパーツへのダメージ拡大

破損したディスプレイから漏れ出た液晶や、侵入した水分・ホコリが、iPhoneの心臓部である基板(ロジックボード)にまで達すると、電源が入らなくなるなど、より深刻で高額な修理が必要な故障につながります。

データの完全な損失

症状が悪化して操作不能になったり、基板が故障したりすると、バックアップを取っていなければ、写真や連絡先、アプリのデータなどを全て失うことになります。

怪我の危険性

液晶漏れは、表面のガラス割れを伴っている場合も多くあります。割れたガラスの破片で指を怪我する危険性があるため、操作は非常に危険です。

iPhoneが液晶漏れした場合の対処法と修理先の選び方

液晶漏れが確認されたら、まずは落ち着いて以下の応急処置を行いましょう。
  • 電源を切る
誤作動や症状の悪化を防ぐため、可能であれば電源をオフにします。
  • バックアップを試みる

もし画面が操作できる状態であれば、すぐにPC(iTunes/Finder)やiCloudにデータのバックアップを作成してください。

その後、速やかに修理を依頼します。iPhoneの修理には、主に3つの選択肢があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身に合った修理先を選びましょう。

Apple Store/正規サービスプロバイダ

Apple Storeや正規サービスプロバイダでの修理は、純正部品を使用するため安心感が高いのが大きな特徴です。AppleCare+などの保証が適用される場合もあります。ただし、修理費用が高額になるケースがある点や、事前予約が必要なことが多い点には注意が必要です。場合によっては修理に時間がかかったり、本体交換でデータが消えてしまう可能性もあるため、事前にバックアップを取っておくと安心です。

契約キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)

ドコモ・au・ソフトバンクといった契約キャリアでも修理受付は可能です。キャリア独自の補償サービスを利用できる場合があるのがメリットです。ただし、多くの場合は店舗での受付のみで、実際の修理はAppleへ送られるため、修理完了まで時間がかかる点はデメリットといえます。

非正規修理店

街中に多く見られる非正規修理店は、即日対応・短時間修理が可能で、データを消さずに修理できる可能性が高いのが魅力です。さらに、修理費用が比較的安い傾向もあります。一方で、店舗によって技術力や使用部品の品質に差がある点や、修理後にAppleの保証対象外となる可能性がある点には注意が必要です。

液晶漏れの修理にかかる費用と時間の目安

修理費用と時間は、依頼先やiPhoneのモデルによって大きく異なります。以下に大まかな目安をまとめました。

修理先 修理費用の目安(画面修理) 修理時間の目安
Apple Store/正規サービスプロバイダ 約19,400円~
(iPhoneSE第3世代の場合/状態やモデルにより異なる)
即日~数日(本体交換の場合はそれ以上)
非正規修理店(iCrackedなど) 約5,000円~
(iPhoneSE第3世代の場合/状態やモデルにより異なる)
最短30分~1時間程度
※上記はあくまで目安です。正確な料金は各修理店やモデル、故障状況によって変動します。

Apple正規店での修理は安心感がありますが、費用が高額になりがちで、データが初期化される本体交換となるケースも少なくありません。一方、「データを消さずに、早く、安く修理したい」というニーズに応えてくれるのが、信頼できる非正規修理店です。

iPhoneの液晶漏れ修理なら「iCracked」へ!

液晶漏れの修理でどこに依頼すべきか迷ったら、ぜひ「iCracked」にご相談ください。iCrackedは、お客様に安心してご利用いただくための様々な強みがあります。メーカー修理では初期化されてしまうことが多いデータについても、当店では故障したパーツだけを交換するため、写真や連絡先、アプリなど大切な情報を消さずに修理が可能です。

また、修理はすべてお客様の目の前で行う「対面修理」方式を採用しており、経験豊富なスタッフが作業工程をオープンにすることで、不正な部品交換やデータ抜き取りの心配がなく、安心して作業を見守れます。

事前にご予約いただければ、受付からお渡しまで最短30分というスピードでの即日修理にも対応。急なトラブルにも迅速に対応でき、WEB予約も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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