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iPhoneの背面が割れた!放置する5つの危険性と修理・応急処置ガイド
コラム 最終更新日: 掲載日:
iPhoneの背面が割れた!放置する5つの危険性と修理・応急処置ガイド

ふとした瞬間に手から滑り落ちたiPhone。恐る恐る拾い上げて画面が無事だったことに安堵し、裏返してみたら背面ガラスがバキバキに割れていた。そんな経験をしたことがある方は少なくありません。「画面は割れていないし、操作もできるから大丈夫だろう」と考えて、背面割れを放置してしまうケースが多く見受けられます。

しかし、iPhoneの背面割れを放置するのは非常に危険です。本記事では、iPhoneの背面ガラスが割れてしまった際に起こりうるリスクや、修理に出すまでの応急処置方法、そして割らないための対策についてご紹介します。

目次

iPhoneの背面割れを放置する重大なリスク

iPhone8以降のモデルでは、ワイヤレス充電に対応するために背面素材がアルミからガラスに変更されました。デザインは美しくなりましたが、衝撃に対してデリケートな部分でもあります。「ただのヒビ」と甘く見ていると、後になって取り返しのつかない故障につながる可能性があります。ここでは、背面割れを放置することで生じる主なリスクについて解説します。

耐水・防塵性能が失われ水没故障の原因になる

iPhoneには高い耐水・防塵性能が備わっていますが、それはあくまで「端末が密閉されている状態」での話です。背面ガラスにヒビが入った時点で密閉性は失われます。割れたガラスの隙間からは、水分やホコリ、手汗などが容易に内部へ侵入します。内部に侵入した水分は、基板を腐食させ、ある日突然電源が入らなくなる「水没故障」を引き起こします。雨の日に少し濡れたり、湿気の多い脱衣所に持ち込んだりするだけで、致命的なダメージを受ける可能性があります。

割れたガラス片による怪我の危険性

iPhoneの背面に使用されているのは強化ガラスですが、割れれば鋭利な破片となります。ポケットやバッグから出し入れする際に指を切ってしまう恐れがありますし、寝転がって操作しているときに微細なガラス片が顔や目に落ちてくる危険性も否定できません。また、小さな破片が床に落ち、小さなお子様やペットが誤飲したり怪我をしたりする事故につながる可能性もあります。安全面を考慮しても、早急な対処が必要です。

症状が悪化し、他のパーツの故障を誘発する

背面ガラスの割れを放置していると、日常的な使用による振動や圧力でヒビが徐々に広がっていきます。ガラスの強度が低下しているため、次に軽い衝撃が加わっただけで、今度は前面のディスプレイまで割れてしまったり、内部のカメラユニットに影響が出る可能性があるのです。

さらに、ガラスの破片が内部に入り込み、バッテリーを傷つけてしまうと、バッテリーの膨張や発火といった重大な事故につながるリスクさえあります。最初は背面の交換だけで済んだはずが、放置した結果、複数のパーツ交換が必要になり、修理費用が高額になるケースも珍しくありません。

下取り・買取価格が大幅に下がる

将来的に新しいiPhoneへ機種変更する際、古い端末を下取りや買取に出すことを検討している方も多いでしょう。しかし、背面ガラスが割れているiPhoneは「ジャンク品」扱いとなることが多く、査定額が大幅に減額、あるいは買取不可となる場合があります。

正常な状態であれば数万円で売れたはずの端末が、背面割れによってほとんど価値がつかなくなってしまうのは大きな損失です。資産価値を維持するためにも、綺麗な状態に戻しておくことが賢明です。

iPhoneの背面修理はどこに依頼すべき?

背面ガラスの修理は、高度な技術が必要な作業です。修理を依頼する方法は、大きく分けて「Apple正規サービスプロバイダ」と「街の修理店(非正規店)」の2つがあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

Apple Store・正規サービスプロバイダ

Appleの保証サービス「AppleCare+」に加入している場合、比較的安価に修理(または本体交換)を受けることができます。

  • メリット

    純正部品を使用するため安心感があります。

  • デメリット

    正規店での修理においてまず注意すべき点は、原則として端末が初期化されるためデータが消えてしまう点です。そのため、事前にご自身でバックアップを取っておく作業が必須となります。また、完了までに時間がかかります。予約が取りづらいうえ、修理センターへの配送修理になると、1週間程度手元からiPhoneがない状態で過ごさなければなりません。さらに費用面でも、AppleCare+に入っていない場合は数万円以上の高額な修理費がかかってしまいます。

街のiPhone修理店(非正規修理店)

街中やショッピングモールにある修理店です。店舗によって技術力やサービス内容に差がありますが、利便性が高いのが特徴です。

  • メリット

    データはそのままで修理可能です。初期化せずに部品交換を行うため、データが消えません。また、その日のうちに修理が完了し、持ち帰ることができます。予約なしでも対応してくれる店舗が多いです。

  • デメリット

    技術力や部品の品質に差があるため、修理店選びが重要です。また、一度非正規店で修理すると、Appleの保証対象外になる場合があるので注意が必要です。

二度と割らないために!背面割れを防ぐ対策

修理をして綺麗な背面に戻ったら、対策を行いましょう。

耐衝撃性の高いケースを選ぶ

デザイン重視の薄型ケースではなく、衝撃吸収性に優れたケースを選びましょう。また、画面やカメラレンズよりもフチが高くなっている設計のケースなら、平らな場所に落とした際にガラス面が直接地面に触れるのを防げます。

背面にもガラスフィルムを貼る

画面に保護フィルムを貼る人は多いですが、背面ガラスにも専用のフィルムが存在します。ケースをつけるのが嫌で「裸族」を貫きたい方には特におすすめです。また、ケースをつける場合でも、ケースと本体の間に砂埃が入った際の擦り傷防止になります。

スマホリングやストラップを活用する

そもそも「落とさない」ための工夫も有効です。背面に貼り付けるスマホリングや、首から下げるネックストラップ、手首に通すハンドストラップなどを使用することで、落下のリスクを物理的に減らすことができます。

iPhoneの背面修理なら「総務省登録修理業者」のiCrackedへ

もし今、あなたのiPhoneの背面が割れてしまっているなら、ぜひiCracked(アイクラックト)にお任せください。iCrackedでの修理には、3つの大きな安心があります。

「総務省登録修理業者」としての確かな技術と信頼

iCrackedは、国が定めた厳格な基準をクリアした「総務省登録修理業者」です。電波法や電気通信事業法に基づき、高品質な部品を使用し、適切な手順で修理を行っていることが証明されています。「安いけれど品質が心配」「違法な改造にならないか不安」といった心配は無用です。法律に則った安全な修理サービスを提供しています。

大切なデータは「そのまま」で即日修理

Appleなどの正規修理ではデータが消去されてしまうことが一般的ですが、iCrackedではデータを消さずに修理を行います。バックアップを取り忘れていた場合や、バックアップからの復元作業が面倒な場合でも安心です。また、部品の在庫があれば即日で修理が完了。数時間後には、新品のように綺麗になったiPhoneをお返しできます。お仕事や学校帰りに気軽にお立ち寄りいただけます。

まずはご相談・お見積もりから

iPhoneの背面割れは、放置すればするほどリスクが高まります。水没や基板の故障で大切な写真や連絡先が消えてしまう前に、プロの手による修理をご検討ください。「修理代金がいくらかかるか知りたい」「修理にかかる時間はどれくらい?」そのような疑問をお持ちの方は、お近くのiCracked Storeまでお気軽にご相談ください。

iCrackedのiPhone修理