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スマホガラスコーティングの重ね塗りは意味あるの?効果について解説
コラム 最終更新日: 掲載日:
スマホガラスコーティングの重ね塗りは意味あるの?効果について解説

スマホのガラスコーティングは、重ねて塗ると強度が増すのではないかと考えたことはありませんか?

ガラスコーティングは、ガラスフィルムなどの保護フィルムと違い、見た目がほぼ変化しないので、コーティングに対する効果の有無や重ね塗りする意味があるのか疑問をもたれるかもしれません。

ここでは、このような疑問を解決するため、スマホのガラスコーティングの効果、重ね塗りによる強度アップに関する内容を掲載しています。

目次

スマホガラスコーティングの効果について

スマートフォンにガラスコーティングを塗布することで、傷がつきにくくなったり、汚れが付きにくくなる効果があります。さらに、抗菌・抗ウイルス効果まで期待できるものも存在します。

現在、スマートフォン画面に使用されているガラスは、ゴリラガラス(Gorilla Glass)などの強化ガラスなので、もともと傷つきにくい仕様になっており、従来のガラスと比べて、ガラス面の凸凹が小さいので、ガラスよりも分子構造が粗い金属(硬い金属)からの傷を防ぎます。

しかし、ガラス表面の凸凹に入り込むような小さな分子構造の砂や金属などで、傷がついてしまうことがあります。傷が付くリスクをガラスコーティングによって回避することができます。

コーティング剤がガラス表面の凹凸に入り込むことで、隙間を埋めて結合し、強度が増すことで傷が付きにくくなるからです。

であれば、ガラスコーティングを重ね塗りすることで、さらに強度が増して頑丈になるのでしょうか?

ガラスコーティングを重ね塗りすると強度は増す?

ガラスコーティングを重ね塗りすると、コーティングの層が厚くなるので、強度は増します。しかし、重ね塗りをしても強度が2倍、3倍になるような大きな効果は期待できるものではありません。

前述の通りですが、ガラス粒子が混ざっているコーティング剤が、ガラス面の凸凹に入り込み、均一化することで強度が増します。

さらに、重ね塗りするということは、凸凹が埋まって均一化した状態にコーティング剤を塗布することになります。

ですので多少、強度が増すことはあっても、2倍、3倍になるなど、期待するほどの大きな効果は得られない可能性があるということです。

ガラスコーティングを重ね塗りすることのメリット

ガラスコーティングは、重ね塗りすることができます。重ね塗りすることで得られるメリットは、下記の3つです。

光沢が増して外見が美しくなる

ガラス被膜が形成されますが、重ね塗りすることで被膜が多重の層になり、厚みが増すことで、塗装面の光沢が増して美しく見えます。

硬度が増して傷が付きにくくなる

ガラスコーティングは完全硬化すると被膜を形成します。さらに、塗り重ねることによって、コーティングの層が厚くなるのでさらに傷が付きにくくなります。

持続性が高くなる効果が期待できる

ガラスコーティングを重ね塗りすることで、被膜が丈夫になり持続性が高くなることが期待できます。良くスマホを操作するのであれば、コーティングが削れたり、剥がれたりするスピードが早くなりますが、薄い被膜より、厚い被膜の方が耐久性に優れているといったイメージです。

ガラスコーティングを重ね塗りが意味のないケース

ガラスコーティングが意味ないケースは、一度に何度も塗り重ねることです。コーティング剤は塗ってすぐに硬化が出るものではなく、乾燥させる時間が必要です。

表面効果は12時間〜24時間程必要で、完全に硬化するまで2週間〜1ヵ月程かかりますので、硬化してから2度目の塗布はするようにしましょう。

一度に何度も塗ることで、ムラができてしまい被膜が薄い箇所ができてしまうことも考えられます。

ムラになってしまうことを防いだり、しっかりと効果を実感したいのであれば、プロにお願いすることをおすすめします。

iCracked の ガラスコーティング

全国の iCracked Store (一部店舗を除く)では、プロによるスマホやタブレットなどのガラスコーティングを行っています。

プロがムラなくしっかりと塗布していますので、初回のガラスコーティングや重ね塗りを検討しているのであれば、 iCracked Store へご相談ください。

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まとめ

ガラスコーティングと重ね塗りの効果について解説しました。重ね塗りにメリットはあるものの、効果が2倍、3倍になるものではありません。

また、塗り重ねるタイミングによっては意味がない場合があるので注意が必要です。また、自分でコーティングする場合は、ムラができる可能性があるのでプロに頼むようにしましょう。