
iPhoneの保証「AppleCare+」に加入されていますか?「AppleCare+」は、AppleのiPhone端末保証サービスです。iPhoneの不具合により修理が必要な場合に役立ちます。
そのほか、携帯キャリアの保証やスマートフォン用の保険などiPhone故障に役立つ保証なども存在します。
こちらでは、「AppleCare+」のサポート内容と保証加入の支払金額のほかキャリア保証や保険について説明しています。
- 目次
AppleCare+とは?具体的な保証内容
「AppleCare+」は、iPhone契約の際にすすめられる保証サービスです。すべてのiPhoneには、購入後1年間の保証と90日間のサポートがついています。
この保証とサポートを2年間延長することができるのが「AppleCare+」です。具体的な保証内容を紹介します。
故障・破損時に修理費が安くなる
AppleCare+に加入すると、落下・水濡れなど「過失や事故による損傷」でも修理サポートの対象になり、修理のたびに「サービス料(自己負担)」を払う形で対応してもらえます(利用回数の制限なし)。 iPhoneの場合、代表的なサービス料は次のとおりです。
- 画面または背面ガラスの損傷:サービス料 3,700円(税込)
- 過失や事故によるそのほかの損傷(液体損傷など):サービス料 12,900円(税込)
つまり「大きな出費になりがちな修理」を、一定の自己負担で受けられるのがAppleCare+の大きな価値です。
バッテリー交換が無料でできる(条件有)
AppleCare+では、iPhoneのバッテリーが本来の容量の80%未満まで劣化した場合、追加料金なしでバッテリー交換が保証対象になります。「バッテリーが一日持たない」「バッテリー減りが以前より早くなってきた」と感じる人は、最大容量(設定→バッテリー→バッテリーの状態)を確認して、条件に当てはまるかを見てみましょう。
エクスプレス交換サービスが利用できる
AppleCare+ for iPhoneの特典の一つがエクスプレス交換サービスです。修理でiPhoneを預けて待つのではなく、交換機(代替機)を先に送ってもらい、届いたタイミングで手元の端末を配送業者に渡す流れなので、「iPhoneが手元にない時間」を最小限にできます。また、申込み時には、手続き完了までの間、交換機の小売価格がクレジットカードで一時的に決済枠の仮押さえされる点も押さえておきましょう。
盗難・紛失時にも保証を受けられる
iPhoneの盗難・紛失に備えたい場合は、通常のAppleCare+ではなく「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」があります。加入していると、盗難または紛失時の交換品提供を「1年間に2回まで」受けられます。このとき、自己負担としてサービス料 12,900円(税込)がかかります。
AppleCareとAppleCare+の違い
次に、AppleCareの範囲と、追加料金で加入するAppleCare+が何をどこまでカバーするのか、違いについて解説します。結論としては、標準保証=初期不良や自然故障向け、AppleCare+=保証延長+事故(破損)にも備えられるという違いです。
| プラン | AppleCare(標準保証) | AppleCare+(有償) |
|---|---|---|
| 料金 | 追加料金なし(購入時に自動付帯) | 有償(プラン料金がかかる) |
| ハードウェア保証 | 購入日から1年間の製品限定保証 | 保証を延長(iPhone向けはプランにより期間が設定) |
| テクニカルサポート | 購入後90日間の無償サポート | 優先的なテクニカルサポートなどが付く |
| 対象になる故障 | 通常使用での製造上の欠陥など(過失・事故は基本対象外) | 過失や事故による損傷も、サービス料で修理対応 |
| 盗難・紛失 | 対象外 | 盗難・紛失プランなら対象(条件あり) |
ほとんどのApple製品には、購入日から1年間のハードウェア製品限定保証が付き、購入後90日間の無償サポート(電話など)も利用できます。一方で、落下・水濡れなどの過失や事故による損傷は、基本的に標準保証の範囲外になることが多いです。
AppleCare+に加入すると、ハードウェア保証の延長に加えて、過失や事故による損傷に対する修理、テクニカルサポートの優先対応などの追加サービスを受けられます。
AppleCare+の2種類のプラン
iPhone向けAppleCare+には2つのプランがあり、それぞれの違いを解説します。
AppleCare+ for iPhone
iPhone向けの基本プランで、主に次の内容が柱です。
- 保証(修理サービス)とサポートの拡張
AppleCare+により、保証が延長され、修理やサポート面で追加のサービスが受けられます。
- 過失や事故による損傷への修理対応
落下・水濡れなど“うっかり”の破損でも、所定のサービス料で修理を利用できるのが大きなメリットです。
「壊したときの出費」を抑えるためのプラン、と捉えると分かりやすいです。
AppleCare+ 盗難・紛失プラン
上記のAppleCare+の内容に加えて、盗難・紛失時の交換までカバーする上位プランです。
- 盗難・紛失の保証は12か月で2回まで
iPhoneを盗まれたり紛失した場合、条件を満たせば交換を受けられます(利用ごとにサービス料あり)。
- 「探す」が必須条件
盗難・紛失の補償を受けるには、盗難・紛失の発生時点から請求手続き完了まで、対象iPhoneで「探す」が有効である必要があります。
外出先での置き忘れが心配、移動が多い、子どもが触る機会が多いなど「壊す」だけでなく「なくす」リスクが高い人は、盗難・紛失プランが候補になります。
AppleCare+の保証期間
続いて、AppleCare+がいつからいつまで有効なのか(固定期間/月払いの違いも含めて)を解説します。加入タイミングのルールも併せて押さえると、「入りそびれ」も防げます。
iPhone向けAppleCare+は「2年間」または「月払い(解約しない限り自動更新)」です。 2年間の一括プランに加えて、自動更新の月払いプランも用意されています。加入タイミングは、Appleから新品購入時に加入できるほか、購入日から30日以内ならiPhoneの「設定」から申し込み可能です。
AppleCare+の料金
では、具体的にAppleCare+の料金はどのくらいなのでしょうか?iPhone向けの加入時にかかる「プラン料金」と、修理時にかかる「サービス料(自己負担)」に分けて説明します。
プラン料金(加入費用)
iPhone向けAppleCare+は、機種により金額が異なります。
AppleCare+
| 機種 | 月払い | 2年間 |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro, iPhone 17 Pro Max iPhone Air iPhone 16 Pro, iPhone 16 Pro Max iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Max iPhone 14 Pro, iPhone 14 Pro Max iPhone 13 Pro, iPhone 13 Pro Max |
1,580円(税込) | 31,800円(税込) |
| iPhone 16 Plus, iPhone 15 Plus, iPhone 14 Plus | 1,380円(税込) | 28,800円(税込) |
| iPhone 17, iPhone 16, iPhone 15, iPhone 14, iPhone 13, iPhone 13 mini | 1,180円(税込) | 23,800円(税込) |
| iPhone 16e | 980円(税込) | 19,800円(税込) |
| iPhone SE(第3世代) | 580円(税込) | 11,800円(税込) |
AppleCare+ 盗難・紛失プラン
| 機種 | 月払い | 2年間 |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro, iPhone 17 Pro Max iPhone Air iPhone 16 Pro, iPhone 16 Pro Max iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Max iPhone 14 Pro, iPhone 14 Pro Max iPhone 13 Pro, iPhone 13 Pro Max |
1,740円(税込) | 34,800円(税込) |
| iPhone 16 Plus, iPhone 15 Plus, iPhone 14 Plus | 1,540円(税込) | 31,800円(税込) |
| iPhone 17, iPhone 16, iPhone 15, iPhone 14, iPhone 13, iPhone 13 mini | 1,340円(税込) | 26,800円(税込) |
| iPhone 16e | 1,140円(税込) | 22,800円(税込) |
| iPhone SE(第3世代) | 740円(税込) | 14,800円(税込) |
※2025年12月時点
修理時のサービス料(自己負担)
iPhoneの場合、修理内容ごとにかかる料金は次の通りです。
| サービス内容 | 自己負担額(サービス料・税込) | 補足説明 |
|---|---|---|
| バッテリー交換サービス | 0円(追加料金なし) | バッテリー最大容量が80%未満など、Appleの定める条件を満たした場合 |
| 画面または背面ガラスの損傷に対する修理 | 3,700円 | 落下などによる画面割れ・背面ガラス破損が対象 |
| 過失や事故によるそのほかの損傷に対する修理 | 12,900円 | 水濡れ・本体の大きな損傷などが該当 |
| 盗難または紛失時の交換品の提供 | 12,900円 | AppleCare+ 盗難・紛失プラン加入時のみ利用可(回数制限・条件あり) |
※2025年12月時点
AppleCare+の注意点
ここでは、加入前に知っておきたい4つの注意点を解説します。
- まず、加入できる期限は購入日から30日以内です。後から「やっぱり入りたい」と思っても、期限を過ぎると加入できません。
- 2つ目は、AppleCare+に入っていても、必ずしも修理費用が0円になるわけではありません。過失・事故による損傷は、サービス料が発生します。
- 3つ目は、盗難・紛失の補償を受けるには、発生時点から請求手続きの全期間を通じて、対象iPhoneで「探す」が有効である必要があります。また、盗難・紛失に対する保証は1年間に2回までと無制限ではないので気を付けましょう。
- 4つ目は、月払いは自動更新になるため、やめるには解約手続きが必要です 。 iPhoneの「設定」→Apple Accountのサブスクリプションから解約できます。
AppleCare+は入るべき?迷ったときの判断目安
「AppleCare+に入るべきか」を迷っている方向けに、どんな人が加入メリットを得やすいのか/逆に不要になりやすいのかを紹介します。
入るべき人の特徴
次の項目に当てはまるほど、AppleCare+は「安心をお金で買う」価値が出やすいです。
- 落下・ぶつけがち/画面割れを過去にやったことがある
- 子どもが触る・家族で共用することがあり故障・破損リスクが上がる
- 屋外で使うシーンが多い(自転車・アウトドア・現場仕事など)
- 1台を2年以上使うつもりでいる
- なくす不安がある人(よく置き忘れる、旅行が多い等)
入る必要は少ない人の特徴
反対に、以下に当てはまるなら「入らなくても困りにくい」ケースが多いです。
- ほぼ家の中でしか使わない/扱いが丁寧で落とす心配が少ない
- ケース+保護フィルムでしっかり対策していて、過去に破損経験がほぼない
- 1〜2年以内に買い替える前提(毎年・隔年で乗り換え)
壊す・なくす可能性が少しでも高い人は、AppleCare+に入っておくと後悔しにくいでしょう。一方で、使用環境が安定していて故障・破損リスクが低く、修理費も自己負担で割り切れる場合は、無理に入る必要はありません。
AppleCare+以外の保証サービスとの比較
AppleCare+以外にもさまざまなサービスがあります。AppleCare+は、Apple公式の 保証サービス です。一方、キャリア補償やスマホ保険は、事故時の損失をカバーする 補償サービス にあたります。
キャリア補償 vs AppleCare+
キャリア補償は、自分が契約している回線(キャリア)に紐づいて加入するタイプです。故障・破損だけでなく、盗難・紛失まで含む設計が多く、手続きはWeb/電話/店舗などキャリアの窓口で完結しやすいです。加入できるのは契約のタイミング、機種変更のタイミングのみで、オプションとしてサービスを選択することができます。
- docomoのsmartあんしんパック
- auの故障紛失サポート
- Softbankのあんしん保証パック
| 項目 | キャリア補償(例:ドコモ/au/ソフトバンク) |
|---|---|
| 費用(支払い方) | 月額制が中心(機種やプランなどにより変動)。 |
| 加入条件・加入タイミング | 原則「契約・購入・機種変更」などのタイミングに紐づきやすい。 |
| 店舗対応(持ち込み) | キャリアショップ等の窓口が中心(交換・修理受付の導線は各社)。 |
| 交換スピード | 交換機を届けるサービスが多く、スピード重視の人に合いやすい(ただし提供方法は各社で異なる) |
| 対象範囲 | 故障・破損に加えて盗難・紛失など「トラブル全般」をまとめて扱う設計が多い。 |
| 自己負担(修理/交換時) | 交換・修理時に所定の負担金がかかることが一般的(具体額はプラン・機種で変動) |
AppleCare+は、Apple Storeや正規サービスプロバイダでの修理・交換を前提とした公式保証で、修理品質やサポート体制を重視する人に向いています。
一方、キャリア保証は、スマホの契約や機種変更の流れで加入しやすく、交換対応を前提とした設計になっている点が特徴です。Webや電話で手続きが完結し、端末を預けずに交換機が届くサービスも多いため、とにかく早く代替端末を使いたい人には便利です。
ただし、補償内容や自己負担額、対象条件はキャリアごとに細かく決められており、Apple公式の修理とは扱いが異なる点には注意が必要です。
スマホ保険 vs AppleCare+
スマホ保険は、AppleCare+やキャリア補償と違い、基本は「修理(または交換)にかかった実費を、上限の範囲で保険金として補填する」考え方です。iPhone以外もまとめて対象にできたり、SIMフリー・中古に対応する商品がある一方で、補償上限・免責(自己負担)・対象外条件がサービスごとに細かく設定されます。
- モバイル保険(さくら少額短期保険株式会社)
- スマホ保険(Mysurance株式会社)
- スマホ保険(株式会社 justInCase)
| 項目 | スマホ保険(民間) |
|---|---|
| 費用 | 月額制が中心。(例:モバイル保険は月額700円/Mysuranceは月額200円〜) |
| 自己負担 | 商品により「免責あり/なし」。(例:モバイル保険は事故時の自己負担なし/Mysuranceは自己負担3,000円(プランにより0円あり)) |
| 補償上限 | 上限金額が明確。(例:モバイル保険は年間最大10万円/Mysuranceはプランごとに「1事故あたり・通算」の上限あり) |
| 対象範囲 | 破損/故障/水濡れ/盗難・紛失などをカバーする商品が多い(ただし対象外条件あり) |
| 店舗対応(修理先) | 保険により異なる(例:モバイル保険はメーカーまたは正規代理店、キャリアショップ(メーカー修理の取次含む)での修理/Mysuranceは正規修理店・非正規修理店) |
| 加入条件・対象外条件 | 条件が細かいことがある。(例:Mysuranceは格安SIM端末かつ購入後1年以内が対象、大手3キャリア回線利用者は申込不可の注意書き) |
スマホ保険とAppleCare+の違いは、「サービスを受ける保証」か「費用を補填する保険」かという考え方にあります。
AppleCare+は、Appleが提供する修理・交換サービスそのものを受けられる保証で、手続きや修理先が明確です。
一方、スマホ保険は、修理や交換にかかった費用を保険金として後から補填する仕組みが中心です。月額料金が比較的安く、iPhone以外の端末やサブ端末をまとめて補償できる商品もあります。ただし、補償上限や免責金額、対象外条件が細かく設定されていることが多く、事前に内容を理解していないと「思ったより出なかった」と感じやすい点は注意が必要です。
まとめ
iPhoneの保証について解説しました。iPhone保証と言えばAppleCare+が有名です。しかし、キャリアの保証や保険会社による保険など、さまざまなものがあります。
AppleCare+は、落下や水濡れなどの事故、バッテリー劣化、盗難・紛失(専用プラン)まで備えられる一方、月額・一括費用やサービス料がかかります。使用環境や利用年数、トラブル時の安心をどこまで重視するかによって、キャリア補償やスマホ保険と比較し、自分に合った保証を選ぶことが大切です。
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