
外でパソコンやタブレットをインターネットに接続したいとき、iPhoneのテザリング機能は心強い味方です。日常的に活用している方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ使おうとした際に「突然接続できなくなった」「一覧に端末が表示されない」といったトラブルが発生すると、作業がストップして困ってしまいます。本記事では、iPhoneでテザリングを行う基本の手順から、接続できない場合の原因と対処法をご紹介します。
- 目次
iPhoneのテザリング(インターネット共有)接続手順
iPhoneのテザリングには、Wi-Fi、Bluetooth、USBケーブルの3つの接続方法が存在します。それぞれの利用シーンや手順を押さえておくことで、状況に応じたスムーズな切り替えが可能です。
接続方法ごとの特徴と選択基準
| 接続方法 | 速度 | バッテリー消費 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi | 高速 | 多い | 複数台の同時接続が簡単で最も一般的 |
| Bluetooth | 控えめ | 少ない | 消費電力を抑えたい長時間の作業向き |
| USBケーブル | 安定 | 充電しながら可能 | 電波干渉を受けにくくセキュリティ面も安心 |
Wi-Fiで接続する場合
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「インターネット共有」を選択し、「ほかの人の接続を許可」をオンにしてください。
- 接続したい機器のWi-Fi設定画面を開き、iPhoneのSSID(ネットワーク名)を選択します。
- iPhone画面に表示されているパスワードを入力すると接続が完了します。
Bluetoothで接続する場合
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「インターネット共有」を選択し、「ほかの人の接続を許可」をオンに変更してください。
- iPhoneと接続相手の端末双方でBluetoothをオンに設定します。
- 両方の機器でペアリング設定を完了させてください。
- 「Bluetoothペアリングの要求」にコードが表示されます。両方のデバイスのコードが同じであることを確認し、iPhoneで「ペアリング」をタップしましょう。
USBケーブルで接続する場合
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「インターネット共有」を選択し、「ほかの人の接続を許可」をオンに変更してください。
- 純正または認証済みのUSBケーブルで、iPhoneとパソコンを直接つなぎます。
- iPhone側に「このコンピューターを信頼しますか?」と表示されたら「信頼」を選択してください。
- パソコン側のネットワーク設定でiPhoneが認識されれば接続完了となります。
iPhoneでテザリングができない主な原因
正しい手順を踏んでもテザリングが利用できないケースでは、いくつかの要因が考えられます。原因をひとつずつ確認し、どこに問題があるか特定していきましょう。
契約内容や設定の確認不足
ご契約中の通信キャリアによっては、テザリング機能を利用するために事前のオプション申し込みが必要となる場合があります。契約プランに含まれていない場合、機能をオンにしても通信を行うことができません。また、iPhone側の「省データモード」や「低電力モード」が有効になっていると、バックグラウンド処理が制限されて接続が不安定になるケースが見られます。
一時的なシステムエラー
iPhone自体や接続したい機器の内部で、軽微なシステム不具合が起きているケースも珍しくありません。一時的な読み込みエラーによって、電波の切り替えが正常に行われていない状態です。
ハードウェアの破損や不具合
落下による衝撃や水没、長年の使用による経年劣化が原因で、内部のパーツが損傷している可能性も否定できません。特にWi-FiやBluetoothの電波を制御するアンテナ部品、またはマザーボードと呼ばれる基板自体にダメージがあると、設定を見直しても改善しない状態に陥ります。
テザリングができないときの対処法
設定やシステムの一時的なエラーであれば、簡単な操作を行うだけで解決するケースが多くあります。以下の順番で試してみてください。
1.設定の再確認と切り替え
まずはiPhoneの「設定」から、「インターネット共有」が正しくオンになっているか確かめましょう。すでにオンになっている場合も、一度オフにしてから再度オンにし直すことで接続が復旧することがあります。併せて「機内モード」のオン・オフを試すのも効果的です。コントロールセンターから機内モードを一度有効にし、数秒待ってから無効に戻すと、モバイルデータ通信や各種電波がリセットされて接続が改善される場合があります。
2.機器の再起動
iPhoneと接続したい機器(パソコンやタブレット)の両方を再起動してください。システムの一時的な不具合であれば、電源を落として入れ直す作業によって解消される場合があります。
3.ネットワーク設定のリセット
通信関連の設定を初期状態に戻す手順です。「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」の順に操作を行います。
※この操作を行うと、過去に接続したWi-Fiのパスワード情報なども消去されます。作業前に設定内容を手元に控えておきましょう。
4.iOSの最新アップデート
システムソフトウェアのバージョンが古いまま放置されていると、思わぬ不具合を引き起こす要因となります。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」を確認し、最新版が配信されている場合はアップデートを実施してください。
対処法を試しても改善しない場合は故障の可能性も
上記でご紹介したすべての対処法を試してもテザリングが機能しないときや、Wi-Fiのスイッチ自体がグレーアウトして操作できないときは、iPhone本体のハードウェア故障が疑われます。基板の損傷や内部アンテナの破損は、ソフトウェアの操作だけで直すことができません。不具合を抱えたまま使い続けると、他の機能にまで影響が広がる恐れがあるため、プロの技術者によるパーツ交換や状態チェックをおすすめします。
iPhone修理ならiCrackedにお任せください
iPhoneでテザリングが使えなくなる原因は、契約内容や設定、一時的なシステムエラーから、内部パーツや基板の故障まで幅広く存在します。
まずは設定の切り替えや再起動、ソフトウェアの更新といったセルフチェックから始めてみてください。それでも改善が見られない場合は、無理に自己判断で使い続けず、専門店へ相談することをおすすめします。お近くのiCracked店舗までお気軽にご相談ください。
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