
普段はそれほど使わないかもしれませんが、iPhoneには懐中電灯として利用できるライトが備わっており、災害時や暗がりで活用できます。またiPhoneのライトはカメラのフラッシュとして使われているため、撮影時に利用できないと不便です。この記事では、iPhoneでライトが使えない原因といざという時に試せる対処法を解説しています。
- 目次
iPhoneのライトが使えない原因
iPhoneでライトが使えなくなる原因はいくつかありますが、次の問題が原因として考えられます。
バッテリー残量が少ない
iPhoneはバッテリー残量が少ない状態だと、自動的にバッテリーの消費を抑えるためにライトが使えない設定に切り替わります。またデバイスの消費電力を抑えてバッテリーを長持ちさせる低電力モードがオンになっている場合も、ライトがつかないことがあります。
カメラアプリが起動している
コントロールセンターのライトマークがグレーアウトになっている場合は、ライトが使えない状態です。カメラアプリをインストールしているなら、カメラの方にライトが占有されていることで、ライトがつかないケースが見受けられます。
iOSのバグや不具合
iOSソフトウェアに不具合がある場合にも、ライトがつかない問題が発生することがあります。iOSを長らくアップデートしていないと、iOSにバグが残っていたり、アプリとの互換性が良くなかったりして、ライトが使えない問題が生じている可能性が考えられます。
ライトやカメラ、スマホ本体の故障
経年劣化や落下、水没などにより、ライトやカメラ、基盤へのダメージといったスマホ本体の故障でライトが使えなくなることがあります。その場合は修理を行う必要があります。
iPhoneでライトが使えない時に試すべき対処法
iPhoneでライトが使えない時に試すべき6つの対処法について解説します。あてはまる不具合がある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
充電をしっかりと行う
iPhoneのライトを使うためには、十分な電力が必要になります。バッテリー残量が少なくてライトがつかない状態なら、充電をしっかり行うことで、ライトが使えるようになるでしょう。
カメラアプリを終了させる
カメラアプリが起動しており、ライトがつかない状態の場合は、カメラアプリを終了させるか、アプリを非表示にすることで、コントロールセンターにあるライトが使えるようになります。カメラアプリを終了させるには、次の手順で行います。
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- 2回素早くホームボタンを押す
- 終了させたいアプリの画面を下から上にスワイプ
- また、アプリの非表示の手順は以下の通りです。
- 非表示にしたいアプリを押してクイックアクションメニューを開く
- 「Face IDを必要にする」、「Touch IDを必要にする」、「パスコードを必要にする」のいずれかをタップ
- 非表示にしてFace IDを必要にする」、「非表示にしてTouch IDを必要にする」、「非表示にしてパスコードを必要にする」を選択し、Face ID、Touch ID、パスコードで認証を行い、「アプリを非表示」をタップ
ライトの設定を変更する
コントロールセンターでライトが使えない状態の時は、不具合が生じている可能性があります。その場合はライトの設定を変更するため、一度ライトを削除して、再度登録を行います。ライトの設定を変更、再度登録する方法は以下になります。
- 「設定」アプリを開く
- 「コントロールセンター」→「含まれているコントロール」から「フラッシュライト」を削除
- 「コントロールセンター」→「コントロールを追加」から「フラッシュライト」を追加
iPhoneを再起動する
iPhoneを再起動することで、ライトの不具合が解消される場合があります。iPhoneの再起動の手順は次の通りです。
- iPhone 5、6、7、8、SEの機種の場合
- 右側部または上部にある電源ボタンを長押し
- 電源オフスライダをスワイプ
- 電源ボタンを長押しして再起動
- iPhone X、11、12、13 以降の機種の場合
- 片方の音量調節ボタンとサイドボタンを同時に長押し
- 電源オフスライダをスワイプ
- 電源ボタンを長押しして再起動
iOSを最新バージョンに更新する
iOSを最新にアップデートして、ライトが点灯するか確認してみましょう。iOSを更新するは下記になります。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「今すぐアップデート」で更新
初期化を行う
再起動や充電を試してもライトが使えない場合は、初期化を試してみるのも一つの方法です。iPhoneの初期化は工場出荷時の状態に戻るため、データやアプリがすべて消えてしまうので、バックアップをしっかり取ってから実行しましょう。初期化は次の手順で行います。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
iPhoneでライトが使えない不具合がある場合は
対処法を実践してもiPhoneでライトが使えない不具合があるようなら、ライトやカメラ、の状態を一度修理店に見てもらうことをおすすめします。ライトやカメラ、スマホ本体の不具合や破損、故障といったiPhone修理ならiCrackedへぜひご相談ください。