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iPhoneで通話の声が聞こえない!原因と今すぐ試せる対処法を徹底解説
コラム 最終更新日: 掲載日:
iPhoneで通話の声が聞こえない!原因と今すぐ試せる対処法を徹底解説

iPhoneで電話中、突然相手の声が聞こえなくなったり、自分の声が届かなくなったりした経験はありませんか?ビジネスの大事な電話や、家族・友人との大切な会話中にこのようなトラブルが起きると、非常に困ってしまいます。この通話トラブルは実は簡単な設定変更で解決するケースも少なくありません。しかし、中にはiPhone本体の故障が原因となっている場合もあります。

本記事では、iPhoneの通話で「声が聞こえない」という問題を、「相手の声が聞こえない」ケースと「自分の声が届かない」ケースに分け、それぞれの原因と誰でも簡単に試せる対処法をご紹介します。

目次

通話中に相手の声が聞こえない!主な原因と対処法

まずは、電話相手の声が自分に聞こえない、または聞こえにくい場合の原因とその対処法を紹介します。簡単な設定ミスから物理的な問題まで、さまざまな可能性が考えられます。以下の対処法を上から順番に試してみてください。

チェック1:通話音量の設定は適切か

非常に単純なことですが、意外と見落としがちなのが通話音量の設定です。着信音やメディアの音量とは別に、通話中の音量が小さくなっている可能性があります。

  • 対処法
    1. 通話している最中に、iPhone本体の側面にある「音量を上げる」ボタンを押して、音量を調整します。
    2. 画面に表示される音量レベルを確認し、適切な大きさに設定してください。

チェック2:意図せずスピーカーモードやBluetoothに接続されていないか

「声が聞こえない」と思ったら、実はiPhone本体のスピーカーとは別の場所から音が出ていた、というケースもよくあります。

まずは、通話画面に表示されているアイコンを確認しましょう。通話画面上のスピーカーアイコンを確認し、オン(スピーカーモード)になっていたらタップしてオフに切り替え、イヤースピーカー(耳に当てる部分)から音が出るかどうかを試してみてください。

また、ワイヤレスイヤホンや車のハンズフリーシステムなど、Bluetooth機器に自動接続されている可能性も考えられます。画面を上から下にスワイプしてコントロールセンターを確認し、Bluetoothのアイコンがオンになっている場合は、一度タップしてオフにしてみましょう。これでイヤースピーカーから声が聞こえるようになれば、意図しないBluetooth接続が原因です。

チェック3:イヤースピーカーは汚れていないか

iPhone上部にある、耳を当てる部分がイヤースピーカーです。この部分にホコリや皮脂、化粧品などが詰まると、音がこもったり、聞こえにくくなったりします。

  • 対処法

    糸くずの出ない布や、乾いたやわらかいブラシ(歯ブラシなど)を使って、レシーバー部分を優しく掃除してください。液体や鋭利なものを使用すると故障の原因になるため、絶対に避けましょう。また、画面保護フィルムがレシーバーを塞いでいないかも確認してください。

チェック4:ソフトウェアの一時的な不具合

iPhone本体の設定やハード面ではなく、iOSなどソフトウェアの一時的な不具合が原因の可能性もあります。

  • 対処法
    1. iPhoneの再起動

      最も簡単で効果的な方法です。電源を完全にオフにし、少し待ってから再び電源を入れることで、多くの軽微な不具合が解消されます。

    2. iOSのアップデート

      古いバージョンのiOSを使用している場合、ソフトウェアのバグが原因である可能性も否定できません。「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から、最新のiOSにアップデートできるか確認してみましょう。

通話中に自分の声が相手に聞こえない!主な原因と対処法

次に、自分の声が相手に「聞こえない」「遠い」と言われる場合の原因と対処法です。この場合は、音を拾う「マイク」に問題がある可能性が高いと考えられます。

チェック1:マイクは汚れていないか、塞がれていないか

iPhoneには複数のマイクが搭載されていますが、通常の通話で主に使用されるのは本体下部、充電口の隣にあるマイクです。このマイク穴がホコリやゴミで詰まっていたり、iPhoneケースや保護フィルムで塞がれていたりすると、声をうまく拾うことができません。

  • 対処法

    レシーバーと同様に、乾いたやわらかいブラシなどでマイク穴を優しく掃除します。エアダスターを軽く吹きかけるのも有効です。また、iPhoneケースや画面保護フィルムを一旦取り外し、その状態で声が届くか試してみてください。

チェック2:マイクの機能自体に問題はないか

マイクが物理的に故障していないかを確認するために、簡単なテストを行ってみましょう。

  • 対処法

    標準アプリの「カメラアプリ」を起動します。録画ボタンを押して、何でもよいので話しかけてみてください。録画を停止し、再生します。ここで自分の声がはっきりと録画されていれば、マイクのハードウェアは正常である可能性が高いです。もし声が録画されていない、または非常に小さい場合は、マイク自体の故障が疑われます。

チェック3:「電話ノイズキャンセリング」機能の影響

この機能は、通話中に周囲の雑音を低減する便利な機能ですが、何らかの理由で自分の声まで抑制してしまう場合があります。

  • 対処法
    1. 「設定」>「アクセシビリティ」>「オーディオ/ビジュアル」の順に進みます。
    2. 「電話ノイズキャンセリング」のオン/オフを切り替えてみて、症状が改善するか試してみてください。

チェック4:ソフトウェアや通信環境の問題

こちらの場合も、ソフトウェアの一時的な不具合が原因となる場合があります。

  • 対処法
    1. iPhoneの再起動

      まずは再起動を試しましょう。

      機種 強制再起動の手順
      iPhone 8 以降
      (iPhone SE 第2・第3世代含む)
      1. 音量を上げるボタンを1回押して、すぐに放す。
      2. 音量を下げるボタンを1回押して、すぐに放す。
      3. Appleのロゴが表示されるまで、サイドボタン(電源ボタン)を長押しする。
      iPhone 7 / 7 Plus
      1. 音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタン(電源ボタン)の両方を同時に長押しする。
      2. Appleのロゴが表示されたら、両方のボタンを放す。
      iPhone 6s 以前
      (iPhone SE 第1世代含む)
      1. スリープ/スリープ解除ボタン(電源ボタン)とホームボタンの両方を同時に長押しする。
      2. Appleのロゴが表示されたら、両方のボタンを放す。
    2. ネットワーク設定のリセット

      通信環境に問題がある可能性も考えられます。「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を実行してみてください。※Wi-Fiのパスワードなどがリセットされるため、ご注意ください。

    3. iOSのアップデート

      ソフトウェアを最新の状態に保つことで、問題が解決する場合があります。

iPhoneの修理ならiCrackedへご相談ください

iPhoneで動画が再生できない場合、通信環境の見直しや再起動など、簡単な操作で解決することも多いですが、さまざまな対処法を試しても改善しない場合は、iPhone本体の故障が疑われます。

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