Appleの独立系修理プロバイダはご存じですか？スマホであれば、iPhoneの純正部品を使用して修理が行える修理店です。

純正部品を利用してiPhoneを修理する場合は、Apple Store か正規店（正規サービスプロバイダ）を選ぶことが一般的でした。

この2つの違いは、運営元純正部品か互換部品を使用しているのかの違いです。では、Appleの独立系修理プロバイダと正規サービスプロバイダの違いはどこにあるのでしょうか。

独立系修理プロバイダとは？

独立系修理プロバイダは、iPhone や Mac の保証対象外修理を行うことができる会社です。独立系修理プロバイダになるには、Apple が提供する、独立系修理プロバイダプログラムに申請をして、審査を通過して承認される必要があります。

認定されることで、Apple の純正部品、ツール、トレーニング、サービスガイド、診断プログラム、リソースを利用した iPhone や Mac の保証対象外修理サービスを提供できるようになります。

例えば、純正品を使用した、iPhone画面修理やバッテリー交換 などが可能になります。これまで、Apple Store か Apple 正規サービスプロバイダでしか、純正部品を使用した修理ができませんでしたが、新たに独立系修理プロバイダでも対応できるようになります。

独立系修理プロバイダ と Apple 正規サービスプロバイダの違い

独立系修理プロバイダ と 正規サービスプロバイダは、運営会社は Apple ではありませんが、純正部品を使用した修理サービスを提供することができます。しかし、この2つには違いがありますので解説します。

独立系修理プロバイダ

独立系修理プロバイダは、保証対象外の製品のみが修理サービスの対象です。保証対象の端末を修理してしまうと、保証が失効してしまう可能性があるので注意してください。

しかし、バッテリー交換、画面修理に関わらず、即日修理が可能です。また、データも消さずに修理することができるという特徴があります。

正規サービスプロバイダ

正規サービスプロバイダは、保証対象、保証対象外の製品どちらの修理も対応しています。しかし、バッテリー交換、画面修理以外の修理に関しては、即日修理ができない可能性がある他、データの削除が必要になる場合があります。

iCracked は 独立系修理プロバイダプログラム に参加

iPhone の 独立系修理プロバイダとして、iCracked では、東京・大阪にある iCracked Store 3店舗で純正部品を使用したiPhone修理を6月14日より開始します。

独立系修理プロバイダを検索されている方は、iCracked Store にお任せください。純正部品だけではなく、互換部品も取り扱っておりますので、選択肢も広がります。

iPhone XS／XS Max／XR 以降のバッテリー交換、iPhone 11 以降の画面修理を非正規店で行うとアラートが出る

バッテリー交換、画面修理では、iPhoneの純正部品を使用していない場合、下記のようなアラートが表示されます。

iPhone XS／XS Max／XR 以降のバッテリー交換

• バッテリー状態に「不明な部品」と表示される
• バッテリーに関する重要なメッセージに「このiPhoneのバッテリーがApple純正部品なのか確認できません。このバッテリーではバッテリーの状態の情報を利用できません。」が表示される
• 最大容量「－」になり、数値が表示されなくなる

iPhone 11 以降の画面修理

• ディスプレイに関する重要なメッセージに「このiPhoneで正規のApple製ディスプレイが使用されていることを確認できません。」

交換バッテリー、交換ディスプレイに問題がなくても、iPhoneと部品のシリアルNoが一致しないとアラートが表示される仕組みだからです。

今後、iCracked の対象3店舗で修理いただく場合は、アラートがでない修理を選択することができるようになります。

保証対象外だけど、純正部品にこだわりたい方、純正部品にこだわらず値段を安く抑えたい方のニーズにも iCracked ではお答えすることができるようになりました。

iCracked の 独立系修理プロバイダ 一覧

まとめ

Appleの独立系修理プロバイダについて解説しました。独立系修理プロバイダは、Apple Store 、正規店（正規サービスプロバイダ）の正規のサービスとは異なりますが、Appleの純正部品を使用してiPhoneを修理することが可能です。iPhoneユーザーにとって修理の選択肢が広がったので、自身が納得できる修理店を選んでください。

iCrackedのiPhone IRP修理