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OSがアップデートできない原因と解決方法
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OSがアップデートできない原因と解決方法

iPhoneのiOSがアップデートできないという問題が発生することがあります。

iPhoneのアップデートとは、「セキュリティの強化」「新機能追加」「不具合の修正」を目的としているので、どこかのタイミングでは必要なことです。

また、iOSアップデートできないことで、アプリが対応しなくなるなどの問題が生じる可能性があります。

このように、アップデートはiPhoneを快適に使用するうえで重要ですが、さまざまな理由で「アップデートできない」ことがあります。

そこで、ここでは、iPhoneがアップデートできない原因と解決方法について解説しています。ぜひ、参考にしてください。

iPhoneがアップデートできない原因

アップデートに失敗したときに「アップデートを確認できません」「ソフトウェアをアップデートできませんでした」などのエラーメッセージが表示されることがあります。

メッセージは、さまざまありますが、原因は同じである場合がほとんどです。ここでは、「iPhoneがアップデートできない原因」について紹介します。

新しいiOSに対応していない

iOS 16.2 に対応していない iPhone を使用している場合は、アップデートができません。iPhoneユーザガイドの「iOS 16をサポートしているiPhoneのモデル」でも説明されていますが、下記の機種が「iOS 16.2」に対応しています。

  • iPhone 14 シリーズ
  • iPhone 13 シリーズ
  • iPhone 12 シリーズ
  • iPhone 11 シリーズ
  • iPhone X シリーズ
  • iPhone 8 シリーズ
  • iPhone SE(第2世代・第3世代)

iPhoneのストレージ不足

iOSのアップデートには、更新データのダウンロードが必要なので、ストレージの容量が不足していると iPhone のアップデートができません。

アップデートするには、5GBほどストレージに空きがあると安心です。

ストレージ容量の確認

「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」の順に進んでいくとストレージの空き容量を確認することができます。

空き容量を確保する必要がある場合は、必要ないアプリを削除することで空きを作ることができます。

Appの削除

iPhoneストレージの画面上にインストール済みのアプリが表示されるので、いらないアプリを左にスワイプすると「Appを取り除く」「Appを削除」と表示されるので、どちらかを選択してください。

また、あらかじめ設定を有効にすることで、空き容量がすくないときに、使用していないAppを自動的に取り除いて容量を確保することができます。

iPhoneストレージの画面で、「非使用のAppを取り除く」を「有効にする」を選択しておくと、空き容量が少ない時に、自動で容量を確保してくれます。

通信環境が不安定

更新データをダウンロードする通信環境が不安定だと、途中で通信が切れてダウンロードを失敗してしまうことがあります。

アップデートする場合は、Wi-Fi接続を推奨しているのでモバイルデータ通信ではなく、Wi-Fiに接続してください。

Wi-Fiにうまく接続ができない場合は、Wi-Fiを接続し直したり、機内モードをオンにしてからオフにしたりすると、問題なく接続できることがあります。

充電が足りていない

iOSのアップデートには、通常よりも電力を消費してしまうので、バッテリーの残量によっては、アップデートが失敗する原因になります。

基本的には、充電しながらアップデートを行います。もしくは、アップデート前に充電をしてある程度のバッテリー残量を確保しておく必要があります。

Appleのサーバー混雑や問題発生

アップデートが集中してしまうiOSが実装されたタイミングでアップデートをしたことが原因で失敗することがあります。当日ではなく、日にちをずらすことでこの問題は解決することができます。

また、Appleのシステムに問題が発生していることが原因になっていることがあります。確認は、Appleの「システム状況」から可能です。

緑色のまるは「利用可能」で問題が無いことを表しています。黄色になっている箇所がある場合は、復旧を待ちます。

アップデート更新データの破損

アップデートの途中で失敗や中断されることが原因で更新データが破損してしまうことがあります。この場合は、再度アップデートを行ってもできないことがあります。

その場合は、破損したデータを削除して、更新データを再ダウンロードしてください。

アップデートの削除

「設定」「一般」「iPhoneストレージ」「iOS 16.2()」>「アップデートを削除」の順にタップする。

iPhoneのアップデートができないときの解決方法

アップデートできない原因が「容量不足」「通信環境」「バッテリー残量」「データ破損」以外の場合の解決方法について解説します。

時間の経過を待つ

アップデートができない場合に「残り時間を計算中」というメッセージが表示されている場合は、時間が経過すれば解決することが多いです。

iPhoneの再起動

iPhoneのアップデートができない場合は、再起動することで解決することがあります。再起動することでRAMをキレイにして、起動中のプロセスを終了させることができます。結果的に、アップデートができない原因を解決してくれることがあります。

iPhoneの再起動は、機種によって違いがあります。詳しい再起動の手順については、「iPhone再起動と強制再起動の機種別操作の方法と違いについて」をご確認ください。

ネットワーク設定をリセット

再起動で解決できなくても、ネットワーク設定をリセットしてから再度設定することでアップデートができない問題が解決することがあります。

ネットワーク設定をリセットの手順

「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」>「パスコード入力」>「ネットワーク設定をリセット」

リセットが完了したら、もう一度Wi-Fiに接続して、アップデートを試してください。

iTunesを通してアップデート

ネットワーク設定をリセットで解決できない場合は、iTunesを通してアップデートできない問題を解決できることがあります。しかし、パソコンやライトニングケーブル、最新版のiTunes、インターネット環境が整っていない場合はできません。

iTunesユーザガイドの「PCのiTunesでiPhone、iPad、またはiPod touchのソフトウェアをアップデートする」でも解説されていますが、手順は以下の通りです。

  1. iPhoneをパソコンに接続
  2. iTunesを起動
  3. 左上に表示されているiPhoneマークをクリック
  4. メニューの「概要」をクリック
  5. 右に表示される「更新プログラムを確認」をクリック
  6. 「アップデート」をクリック

解決しない場合はiCrackedにご相談下さい

紹介した解決方法でもiPhoneがアップデートできない問題が解決できない場合は、修理が必要かもしれません。

その際は、ぜひiCrackedにご相談ください。iCrackedは、「総務省登録修理業者」なので、安心して修理をお任せください。

最短30分の即日修理が可能です。修理できる可能性があるのか知りたい方は、まずは、お気軽のお問い合わせください。

また、パソコンやネット環境が整っていなくてiTunesでのアップデートが試せない場合も、iCrackedでは、有料のサポートサービスの対応もしています。

まとめ

iPhone(iOS)がアップデートできない原因と解決方法について解説しました。適切に対処することで「iPhoneがアップデートできない」という問題は、解決できることが多いです。

アップデートは、「セキュリティの強化」「新機能追加」「不具合の修正」など、さまざまなメリットがあります。

解決できない場合は、iPhone修理店に相談してみましょう。お困りの際は、ぜひ、iCrackedにご相談下さい。

iCrackedのiPhone修理