
Google Pixelで画面のロックを解除したり、アプリを起動したり、支払いを行ったりするのに、指紋認証を利用します。急ぎの際に指紋認証が使えずに困ることがありますよね。いざという時に事前に対策を知っておくと焦らず対処できます。この記事では、Google Pixelで指紋認証できない原因と、認証しにくい時に試せる対処法を詳しく解説します。
- 目次
Google Pixelで指紋認証できない原因とは
Google Pixelで指紋認証できない不具合が発生する原因をいくつか紹介します。
画面や指紋センサーが汚れている
画面や指紋センサーは1日に何度も触るので、皮脂の汚れやホコリが付着しやすい場所です。Google Pixelの画面や指紋センサーが汚れていると、正常に指紋を認識しない場合があります。特に指紋センサー部分は目視で確認できない汚れであっても、指紋認証が失敗しやすくなったり、認証精度が低下したりする要因となります。
指の汚れや乾燥の影響
画面や指紋センサーだけでなく、指の汚れや乾燥が影響で、センサーが正しく反応していない可能性も考えられます。指に水や油、汗などが付着していたり、乾燥していたりすると、指紋を正常に認識できなくなります。
保護フィルムやケースの影響
保護フィルムやケースを利用すると、指紋認証がうまく機能しなかったり、指紋認証の精度が低下してしまったりする場合があります。厚いフィルムや透明度の低いフィルム、ガラスタイプのものなどは、指紋認証の感度に影響を与える可能性があるでしょう。
指紋認証データが正しく登録されていない
センサーが指紋を認識しない場合には、指紋認証データが正しく登録されていないかもしれません。指紋をスキャンする時に指の範囲が狭すぎると、角度によってはエラーになってしまうこともあります。または水分で指がふやけていたり、怪我などで指紋が変化したりといった外的要因で、指紋を認証できないケースも考えられます。
Google Pixelで指紋認証できない時に試したい対処法
Google Pixelの指紋認証ができない時の対処法を6つご紹介します。ぜひ以下の方法を参考に試してみてください。
画面や指紋センサー、電源ボタンを掃除
画面や指紋センサー、電源ボタンに付着した汚れやホコリなどを、柔らかい布やマイクロファイバークロスなどで優しく拭き取ります。水やアルコールを含んでいたり、硬い布を使用してしまったりすると、センサーが傷つく可能性があるため、気を付けて掃除しましょう。
指を綺麗にする
指紋認証を行う前に、手を洗ってしっかり拭き取って乾かし、手荒れや乾燥している場合はクリームなどで保湿をしてから、再度指紋認証を行いましょう。
保護フィルムやケースの影響を確認する
保護フィルムやケースが指紋認証の妨げになっているかどうか確認するために、一度取り外してみて、指紋認証が正常にできるか試してみましょう。外してみて不具合が改善するようであれば、他の保護フィルムやケースに交換してみてください。
指紋データを再度登録する
まずは現在の指紋認証の設定を確認してみましょう。指紋認証の設定は次の手順で確認し、削除、再登録ができます。
- 「設定」アプリを開く
- 「セキュリティとプライバシー」をタップ
- 「デバイスのロック解除」をタップ
- 「顔認証と指紋認証」→「指紋認証」をタップ
- 既存の指紋データを削除
- 「指紋を追加」をタップし、画面の手順に従って指紋認証を再度登録
再登録の際は、指紋をさまざまな角度から複数のパターンを記録することで精度が上がるため、ロック解除がしやすくなります。
Google Pixelを再起動する
Google Pixelで指紋認証できない場合は、スマホを再起動することで改善することがあります。Google Pixelで再起動する手順は下記の通りです。
- Google Pixel 5a以前:電源ボタンを30秒、またはスマートフォンが再起動するまで長押し
Google Pixel 6以降:端末が振動するまで、電源ボタンと音量大ボタンを同時に7秒程度長押し - 再起動をタップ
システムを最新の状態にする
システムの不具合やバグを解消するには、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートする必要があります。ソフトウェアやアプリの更新により、指紋認証の精度が改善される可能性があるためです。
下記がシステムのアップデート手順となります。
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」→「ソフトウェアのアップデート」をタップ
- 「システムアップデート」→「ダウンロードとインストール」をタップ
セーフモードで起動させる
ダウンロードした非純正のアプリが動作の干渉をしている可能性がある場合は、セーフモードで動作を確認できます。セーフモードを起動するには、次の手順で行います。
- 端末の電源を切る、または再起動させる(すでに電源を切っている場合は(2)へ)
- アニメーション開始後に音量を下げるボタンを長押し
- 「セーフモード」と画面下に表示される
セーフモードでは、非純正のアプリは起動しないため、その状態で指紋認証ができるようなら、インストールしたアプリが原因かどうか判断できます。
工場出荷状態にリセットする
システムの不具合が原因の場合、工場出荷状態にリセットすることで、問題が改善される可能性があります。リセットを実行すると、全データが消去されるので、バックアップを事前に取っておく必要があります。
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」→「リセットオプション」をタップ
- 「すべてのデータを消去」をタップしてリセット
Google Pixelで指紋認証できない場合は
上記の対処法を試してみても、Google Pixelで指紋認証できない場合は、指紋センサーや電源ボタンなど、端末自体の不具合も考えられます。自分では判断がつかない時は、修理店に一度見てもらうことをおすすめします。Google Pixelの修理ならGoogle 正規サービスプロバイダのiCrackedへご相談ください。
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