
Google Pixelでのロック解除やアプリへのログイン、支払い確認などで顔認証が使われます。顔をかざすだけでロック解除ができる便利な機能ですが、さまざまな原因が影響して顔認証がうまくいかないことがあります。解決策を知っておけば、いざという時に素早く対応できるはずです。この記事では、Google Pixelで顔認証できない原因と対処法を紹介します。
- 目次
Google Pixelで顔認証できない原因
Google Pixelで顔認証ができない原因をいくつか紹介します。当てはまる原因があるか確認してみてください。
顔認証の登録が正確にできていない
精度の低い顔認証で登録がされていると、認証がうまくいかないことがあり、ロック解除ができないことがあります。顔の向きや光の加減など、登録を行った際の環境により、正確な顔認証データが登録できていない可能性が考えられます。
顔認証を行う環境の影響
カメラを使う顔認証では、暗い場所や直射日光が当たる環境で撮影を行うと、認証に失敗するケースが見受けられます。また、顔全体がカメラに収まっていなかったり、スマホの角度が適切でなかったりした場合や、眼鏡やマスク、帽子などを着けていても、機能しないことがあります。
保護フィルムの影響
保護フィルムにより顔認証に使われる前面カメラが覆われていると、顔認証がうまく動作しない可能性があります。カメラレンズに干渉するようなフィルムではないか、確認してみてください。
Google Pixelで顔認証できない時に使える対処法
Google Pixelで顔認証できない時に使える対処法を見ていきましょう。
顔認証設定を再度登録する
顔認証がうまくいかない時は、既存の顔認証データを草所して、設定の再登録を行いましょう。顔認証設定の削除、再登録の方法は次の手順になります。
- 「設定」アプリを開く
- 「セキュリティとプライバシー」→「デバイスのロック解除」をタップ
- 「顔認証」を選択→登録済みの顔データを確認
- 顔データを削除→顔認証設定を再登録
顔認証を行う際の環境を整える
顔認証は、周囲の明るさに影響を受けることがあるため、顔認証を行う際には明るい環境で登録することが大切です。顔認証の精度を上げるには、自然光や室内照明で顔が適度に照らされた場所で、顔やスマホの向きに気を付けながら行う必要があります。適切なデバイスの角度や顔の向きで行わないと、認証がうまくいかないことがあるので、眼鏡や帽子は外して、カメラに正しく顔が向いていることを確認して行いましょう。
保護フィルムのセンサーへの影響を確認する
保護フィルムが前面カメラにかかってしまっている時は、フィルムを一度取り外して、顔認証がうまく動作するか確認します。画面保護フィルムはカメラの邪魔にならないよう正しく貼られている必要があります。
Google Pixelを再起動する
Google Pixelで顔認証できない時は、再起動を行うと、正常に動作することがあります。Google Pixelの再起動は下記の方法で行います。
- Google Pixel 5a以前:電源ボタンを30秒程、またはスマホが再起動するまで長押し
Google Pixel 6以降:端末が振動するまで、電源ボタンと音量大ボタンを同時に7秒程度長押し - 再起動をタップ
ソフトウェアを最新の状態に更新する
システムの不具合やバグを解消するために、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートしましょう。ソフトウェアやアプリの更新により、顔認証の精度が改善される可能性があります。
下記がシステムのアップデート手順となります。
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」→「ソフトウェアのアップデート」をタップ
- 「システムアップデート」→「ダウンロードとインストール」をタップ
セーフモードでアプリの影響を特定する
非純正であるサードパーティーアプリの動作が影響して、顔認証ができないことがあります。セーフモードでは、特定のアプリが干渉しているかどうか確認することが可能です。セーフモードで顔認証が動作するようなら、インストールしたアプリに問題がある可能性が高いため、アプリを削除して動作を確認します。セーフモードを起動する手順は以下になります。
- 端末を電源オフ、または再起動させる(すでに電源オフの場合は(2)へ)
- アニメーションが開始したら音量小ボタンを長押し
- 画面下に「セーフモード」と表示
- 再起動してから特定のアプリを削除
アプリの削除は次の方法で行います。
- 「Google Play」ストアアプリを開く
- 「プロフィールアイコン」→「アプリとデバイスの管理」→「管理」をタップ
- 削除するアプリを選択して「アンインストール」
工場出荷時に初期化する
システムのアップデートや修正では不具合やバグが改善しなかった場合、工場出荷時の状態にリセットして、初期状態に戻す方法があります。初期化はすべてのデータが削除されてしまうので、バックアップを取ってから慎重に行わなければなりません。工場出荷時の状態に初期化する方法は次の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」→「リセットオプション」を選択
- 「すべてのデータを消去」を選択
Google Pixel顔認証できない場合は
今回紹介した対処法を使ってみても、Google Pixelで顔認証できない場合は、端末の故障や不具合の可能性もあります。Google Pixelの修理は、Google 正規サービスプロバイダのiCrackedへご相談ください。
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