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iPhoneのリンゴループが治らない|原因と7つの対処方法をわかりやすく解説

コラム 最終更新日: 掲載日:
iPhoneのリンゴループが治らない|原因と7つの対処方法をわかりやすく解説

リンゴマークのまま動かない、再起動を繰り返して操作できないなどのリンゴループに陥った経験のある方はいらっしゃいませんか?

iPhone本体の故障やソフトウェアの不具合により、リンゴループが引き起こされてしまうことがありあます。

ここでは、リンゴループから抜け出せなくなってしまった場合の対処法や原因について解説していきます。

リンゴループとは?

リンゴループとは、「iPhone」「iPad」「Mac」などのApple製品で起こる不具合の一つで、リンゴマークから切り替わらない状態のことです。

起動してから時間が経過しているのに、「リンゴマークから画面が切り替わらない」「リンゴマークが消えて切り替わったと思ったら、リンゴマークのまま」「リンゴマークから歯車に切り替わり、再起動を繰り返す」このような現象を「リンゴループ」と呼びます。

リンゴループの対処方法

では、リンゴループが起こってしまった場合には、どのように対処をすればいいのでしょうか?まずは壊れてしまったと諦めず、以下の方法を試して下さい。リンゴループから抜け出すことができるかもしれません。

① 強制再起動

強制的に電源を切り再起動することで、リンゴループの問題が解決することがあります。PCがフリーズしてしまった時に、強制終了されたことがある方もいると思いますが、同じ原理です。なお、強制再起動の方法は、iPhoneの機種ごとに異なります。

iPhone 8~iPhone 14シリーズ

左側の音量を上げるボタンを押してすぐはなす、左側の音量を下げるボタンを押してすぐはなしたら、右側のサイドボタンを押し続けます。

iPhone 7/iPhone 7 Plus

左側の音量を下げるボタンと右側のサイドボタンを同時に長押しします。

iPhone 5~iPhone 6シリーズ

ホームボタンと上部ボタンもしくは右側のサイドボタンを同時に長押しします。

② セーフモード起動

セーフモードは、iPhoneをiOSの基本機能のみで起動させるための機能です。iOS以外のソフトウェアに問題がありiPhoneが正常に作動しない場合の確認に利用します

起動に必要のないアプリを無効にして、iOSとシステムに組み込まれたアプリだけを起動することで、他のアプリやプロファイルが影響している可能性を探ることができます。

こちらのセーフモードの起動は、「リンゴループからの復旧」「iPhone脱獄による不具合確認」に使用される場合がほとんどです。

また、原因の可能性を探れる機能なので、セーフモードを起動することで問題が解決されるわけではありません。

リンゴループが起きる前に、アプリやプロファイルを削除することで解決できる可能性があります。

③ リカバリーモード

リカバリーモードは、Appleが推奨するiOS更新・初期化することができる機能です。

強制的にiPhoneを「リカバリーモード」にする方法は、iPhoneをパソコンからiTunesに接続した状態で強制再起動します。Appleロゴが表示されてからもボタンを押しつづけるとリカバリモードの画面に切り替わります。

④ DFUモード

リンゴループやiOSの故障などで操作がきかなくなったiPhoneをDFUモードにして初期化することができます。最新のiOSにアップデートさせることができます。デメリットがあり、Appleが推奨しているわけではないので、DFUモードを利用した場合は、保証の対象外になってしまいます。もちろん初期化なのでデータもすべて削除されてしまいます。

iPhone 6s 以前の場合は、「電源ボタン」を長押ししてAppleロゴが表示されたら「電源ボタン」を押し続けながら「ホームボタン」も同時に長押しします。画面が真っ暗に切り替わるので「電源ボタン」だけ離して「ホームボタン」を押し続けます。

iPhone7/7Plusの場合は、「電源ボタン」を長押ししてAppleロゴが表示されたら「電源ボタン」を押し続けながら「音量を下げるボタン」を同時に長押しします。画面が真っ暗に切替わるので「電源ボタン」を離しだけ離して「音量を下げるボタン」を押し続けます。

iPhone 8以降のモデルの場合は、「音量を上げるボタン」を押しすぐ離して「音量を下げるボタン」を押してすぐ離します。そのあと「電源ボタン」を画面が真っ暗に切り替わるまで10秒ほど押してそのまま「音量を下げるボタン」を5秒ほど押し続けます。さらに「電源ボタン」を離して「音量を下げるボタン」をさらに10秒ほど押し続けます。

これらの方法で、「iTunesはリカバリーモードのiPhoneを見つけました。」と表示されると成功ですので、ボタンを離してください。

⑤ SIMカードを抜き再起動

電源をOFFに切ってから、SIMカードを抜いて再起動してください。リンゴループの問題が解決することがあります。
再起動して問題なく起動できたらSIMカードをもう一度差し直して再起動してください。

⑥ iTunesと同期

iTunesと同期することで、リンゴループの問題が解決することがあります。iPhoneをパソコンに繋いで、iTunesと同期させるだけで復旧できる可能性があります。ただし、注意点があり、iTunesが最新バージョンであるという条件があります。

⑦ iTunesでiOSをアップデート

iTunesでiOSをアップデートするとリンゴループの問題が解決することがあります。こちらにも条件があり、アップデート中での問題でリンゴループが起こってしまった場合で、かつiTunesが最新バージョンであるということです。

リンゴループが起こる5つの原因

では、そのリンゴループが起こる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

① 強制終了を繰り返す

強制終了を何回も繰り返すとリンゴループが起きることがあります。フリーズして動かない場合など、強制終了をすることがあると思いますが、この強制終了を何度も繰り返すことでリンゴループに陥ってしまいます。

② iOSアップデートの失敗

iOSのアップデートの際にリンゴループが起きることがあります。例えば「iPhoneアップデート中のバッテリー切れ」「アップデートに必要な空き容量がない」「Wi-Fiの通信が途切れてしまう」などがあります。このようにiOSのアップデートが原因でリンゴループが起きることがあります。

深夜のiOSアップデートの自動更新を有効にしていると、朝目覚めたらリンゴループが起こっていたなんてことも考えられます。自動更新のアップデートを有効にしている場合は、「バッテリー切れ」「空き容量」「Wi-Fiの通信環境」に注意しましょう。

③ 起動ファイルが破損している

何らかの原因で、iPhoneを起動するためのファイルが破損している場合にリンゴループが起きます。起動のタイミングでいくつかのファイルを読み込んでいるのですが、このファイルが破損していることでリンゴループが起きてしまいます。

④ 損傷・水没している

iPhoneの画面割れによる内部損傷、水没などによってリンゴループが起こることがあります。iPhoneを起動する場合に、起動時に内部確認が行われているのですが、正常に動いていない部分があるとリンゴループが起きる場合があります。

Touch IDやFace IDなどの生体認証に使用されている箇所が破損してしまうと、特にリンゴループが起こる可能性が高いので要注意です。

iCracked Storeのお客様でも顔認証できなくなり、再起動をしたらリンゴループに陥りお困りの方が来店されたことがあります。iPhone 11 Proの画面が割れたまま使用していたようです。分解して確認してみると割れた画面から水が入り込んでいたようで水没によってFace IDが故障していました。

顔認証が使えなくなったので再起動したらリンゴループに…(iTechブログ)

⑤ 脱獄(Jailbreak:ジェイルブレイク)

iPhoneの脱獄はリンゴループを引き起こす可能性があります。脱獄とは、ユーザー権限に制限を設けているiPhoneに対して、セキュリティの脆弱性を突いて制限を取り除き、取り除いた状態でソフトウェアを動作できるようにすることを言います。

Apple Storeでは、ダウンロードできないアプリのインストールができたり、アイコンや壁紙を自由に変更できたりします。

その場合に、脱獄ツールのインストールでバージョンが対応していないことや、脱獄後にウイルスに感染してしまうことによってリンゴループが起こる可能性があります。

Appleの規約違反であり、違法ではありませんが公式サポートが受けられなくなったり、リンゴループが起きるデメリットもあるので注意が必要です。

対処方法を試しても解決しない場合

対処方法を試してもリンゴループが解決しない場合は、iPhone修理店に持っていくか、新しいiPhoneを購入するしかないかもしれません。

その場合、Apple Store、正規サービスプロバイダ(ビックカメラ・カメラのキタムラ・クイックガレージ)、携帯キャリアショップ(ドコモ・au・ソフトバンク)に持っていくのが一般的です。

対応内容は、本体交換です。不具合のないiPhoneと交換するので問題なく使用することができるのはメリットです。保証が切れているとiPhone機種により37,400円〜107,800円(202210月現在)と高額になるのがデメリットです。

「リンゴループが起こる5つの原因」でも記載しているiPhone 11 Proで水没によるリンゴループが起こったお客様も正規サービスプロバイダでの本体交換を選択されました。

画面割れもあり、水没してしまった端末はほかの故障を引き起こしてしまう可能性があること、お客様がモバイル保険に加入しているというのも考慮する適切な選択だと思います。

リンゴループからは抜けられたので、データやゲームの引継ぎの設定など行ってから、正規サービスプロバイダで交換するそうです。

このように、もしさまざまな対処方法を試してみても解決しない場合、また同様のことが起きる可能性がある場合には、最終的に本体交換しかありません。

まとめ

リンゴループが治らない場合は、最終的には本体交換になるかもしれません。ただ、リンゴループになった場合には、まず、焦らずに対処方法を一つずつ試してみましょう。

また、原因によっては本体交換をする場合にも、データをバックアップできる状態までは戻せるかもしれないので、お近くのiCraked Storeにご相談ください。

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