
iPhoneバッテリーの持ちが悪くなってきた。少し膨張しはじめている。など、どうしてもバッテリーを交換しなくてはならないタイミングがあります。バッテリーは消耗品なので劣化は避けられません。
交換はしたいけど、仕事やプライベートなどで忙しく時間がないと思っている方は安心してください。iPhoneバッテリーの交換には時間がかかりません。こちらのコラムで詳しく説明しているので参考にしてください。
- 目次
iPhoneのバッテリー交換にかかる時間は?修理先ごとの違い
iPhoneのバッテリー交換は、修理先によってかかる時間が大きく異なります。最短で30分程度で済むケースもあれば、数日間かかる場合もあります。ここでは、街の修理店やApple Store、キャリアショップなど、依頼先ごとの修理時間の目安を紹介します。
街の修理店(非正規店)なら即日30分で完了する
街の修理店であれば、30分ほどでバッテリー交換が完了します。予約をすると待ち時間なくスムーズに支払いまで済ませられ、予約なしの持ち込みでも即日対応可能な店舗がほとんどです。
どのモデルのiPhoneでもバッテリー交換にかかる時間はほぼ変わりません。特に発売から3年以上経過している「iPhone 14」「iPhone 13」「iPhone 12」シリーズなどはバッテリーの劣化が進んでいることが多く、交換のタイミングかもしれません。
忙しく時間をあまり取れない場合は、予約なしでも即日30分で交換できる非正規店を選ぶのが便利です。
Apple Storeの場合
正規店でiPhoneのバッテリー交換をすると、1時間~2時間程度の時間がかかります。Apple Storeに持ち込んで正規の修理を受ける場合、予約状況や店舗の混雑度によって時間が変わりますが、基本的には予約必須です。店舗の在庫や混雑具合によっては預かり修理になり。数日かかることもあります。
また、配送によるバッテリー交換も受け付けており、Apple指定の配送業者が自宅まで取りに来てくれます。ただし持ち込みと同様、配送して、Apple リペアセンターに届いてから5日~1週間と長い時間かかってしまいます。
Apple Storeの場合、公式の保証や純正部品が使われる安心感はありますが、すぐに直したい人にはやや不向きです。時間より品質を選ぶなら正規店を選びましょう。
正規サービスプロバイダ(家電量販店など)の場合
ビックカメラやカメラのキタムラなど、Appleの正規サービスプロバイダでもバッテリー交換を受け付けています。こちらも混雑時には数日かかるケースが多いです。Apple Storeと同様に正規部品が使用され、保証も受けられるため、安心して依頼できる選択肢です。
携帯キャリアショップの場合
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアショップでもバッテリー交換の相談が可能ですが、多くの場合は店頭で修理できません。端末を預かり、メーカー修理として手配されることが多いため、1週間前後かかるケースが一般的です。
自分で交換する場合
ネット通販などで交換用バッテリーや工具を購入し、自分で交換することも可能です。作業自体は慣れている方であれば30分程度で終えられますが、分解の知識や技術が必要で、失敗すると本体を故障させてしまうリスクがあります。危険な作業で、ケガや事故につながる可能性があるのでおすすめはしません。その理由については下の関連記事をご確認ください。
iPhoneバッテリー交換にかかる費用の目安
交換が完了する時間ともう一つ気になるのが、値段ではないでしょうか。正規店、非正規店はもちろん、保証の有無などによって支払わなくてはならない金額が変わります。ここでは正規店と非正規店に分けて目安を紹介します。
正規店(Apple/正規サービスプロバイダ/キャリアショップ)
Apple Storeや正規サービスプロバイダ、キャリアショップでのバッテリー交換は、正規部品を使用して行われるため安心ですが、費用はやや高めです。
概ね10,000〜15,000円程度、iPhone 16 Pro Maxといった最新かつProモデルになると約20,000円弱が目安です。AppleCare+に加入している場合は、条件を満たしていれば自己負担額0円でバッテリー交換が可能です。
非正規店(街の修理店)
非正規店(街の修理店)でのバッテリー交換は、費用を抑えたい場合に適しています。修理先やモデルにもよりますが、概ね4,000〜8,000円程度で交換可能です。
ただし、非正規店で使用されるバッテリーは、修理業者によっては低品質の場合があり、品質や耐久性に差があることがあります。また、交換後に不具合が発生しても、Appleの保証対象外になる点には注意が必要です。
機種ごとの費用について詳しく知りたい方は下の関連記事をご確認ください。
iPhoneのバッテリー交換でよくある質問
iPhoneのバッテリー交換については、データへの影響や交換のタイミング、劣化放置のリスクなど、気になる疑問が多くあります。最後に、よくある質問をまとめ、安心して交換できるように解説します。
iPhoneのバッテリー交換でデータは消える?
通常、バッテリー交換だけではiPhone内のデータは消えません。ただし、バッテリーが膨張していたり、その他のiPhoneの状況によっては本体交換が必要になってしまうためデータは消えてしまいます。また、Apple リペアセンターでの配送修理を選んだ場合には、データのリセットが必要なので、データを残すことはできません。
データが消えるリスクは低いですが、上記のような万が一の場合に備えて、バッテリー交換前には予防策として必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。バックアップの取り方について、詳細は以下の記事をご参考ください。
バッテリー交換が必要なサインとは?
バッテリー交換が必要かどうかは、以下のようなサインで判断できます。
- 充電の減りが早くなった
- iPhoneが急にシャットダウンする
- バッテリーの膨張や変形
- 最大容量が80%以下になったと表示される(設定 > バッテリー > バッテリーの状態と充電で 確認)
これらの症状が出た場合は、早めに交換を検討するのが安全です。
バッテリー劣化のまま放置するとどうなる?
バッテリーの劣化を放置すると、充電持ちの低下だけでなく、以下のような問題が発生する可能性があります。
- iPhoneの動作が遅くなる
- 突然のシャットダウンが増える
- バッテリーの膨張により画面やケースにダメージが及ぶ
- 長期的には基板や他のパーツにも影響を与える可能性がある
安全で快適に使用するためには、劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングでバッテリー交換を行うことが大切です。
まとめ|iPhoneバッテリーの交換は時間がかからない
非正規店もちろん、正規店でもバッテリー交換に時間はかかりません。1時間以上は長いと感じるのであれば、30分程の時間で作業が完了する非正規店、もっと時間がかかっても問題ないから純正部品がいいと思うのであれば正規店を選びましょう。
iCrackedは、非正規店です。即日、30分ほどでiPhoneのバッテリー交換を完了できます。使用するバッテリーも法律で定める技術基準に適合し、検査と届出を行った「PSEマーク表示バッテリー」を使用しています。バッテリー交換のご要望があればお任せください。